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2006/01/27

境界決定の専門家-1

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境界決定の専門家-1
(期待される専門家像)

1。【境界決定のシステム】
◇過去において我々が求める境界が「神のみぞ知る」との属性を持つと表現された事がある。
 その立場は、当事者に失望される。
◇当事者が期待するのは現在においての境界解明と将来にわたっての普遍性である。
◇昭和30年代の判例により所有者の意志では境界が決まらないものとされた。
◇困った地主は裁判所に、その解決を求めたが、裁判所も明文の根拠がなく悩むことになる。
◇基本的に民事裁判の制限である所の当事者の主張の範囲内での解決に規制されない。いわば公的な見地から境界を判示する事が可能である。
◇専門家として、まず行うべきは明治5年から現在に至る100年間の境界にまつわる”変化”の体得である。体得とは明治5年の境界決定の経緯のひもときに始まり、土地の変遷を全ての資料の上で”追体験”することである。過去の時系列上での出来事を左に置き、右には正確な測量結果の図面を置く。地元の「地誌」から時代的な経緯を知り、登記簿などの書類から行政的な変化を知る。過去の図面を現在と比較しながら定性的な属性を決定する。
◇次に技術的変遷を地域と時代と作製者から現地境界図面の1枚ごとに、その価値を評価付けする。場合によっては、未熟な図面を評価し距離数字を採用しえないと判断する。
◇これらの過程は当事者に伝えなければ意味がない。今まで専門家は結果の善し悪しが全てと考えて境界変遷の説明責任を果たしていない。説明してもわからない医学用語も今では必ず医師から説明がある。理解出来るまで説明しなければならない。この事は後で重要になる。
(つづく)

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